Department of Palliative Care Nursing, Human Health Sciences, Graduate School of Medicine, Kyoto University

京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻
先端中核看護科学講座 緩和ケア看護学分野

高度実践研究者養成プログラム専門看護師課程▷ ページを更新する

教育課程の紹介

2010年度、がん看護専門看護師教育課程(26単位)として認定され、2017年度より38単位の専門看護師教育課程として認定を受け、教育を開始しました。当教育課程では、「緩和ケア」に重点を置き、高度ながん看護実践に必要な看護学、医学、関連学問領域の知識と技術を教授し、「ケアとキュアを融合した高度な看護実践能力」を有する専門看護師の養成を目指します。

人材養成の実績(2023年度以降)

入学者数修了者数資格取得者数
2023年度1--

ご案内

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在学生の声

修士課程(がん看護専門看護師養成課程)1年
田村ひかり

私は大学を卒業後、総合病院で5年間勤務し、その中で多くのがん患者さんとの出会いがありました。実践を重ねる中で自身のがん看護における力不足や看護の力を他者へ伝える言語化能力の低さを痛感し、より良いがん看護のために学びを深めたいという思いが強くなりました。また、学部のころより緩和ケアに興味・関心があったため、緩和ケアに重点を置いてがん看護専門看護師を養成している本学への進学を決意しました。

専門看護師課程では、1回生の前期は講義が主になります。医師や専門看護師、多分野の講師の方々にご講義いただき、最新の知識を幅広くかつ深く学び、考えることができます。また、このコースでは専門看護師の学びと並行して研究も行います。1回生である現在、先生方に丁寧なご指導をいただきながら、臨床現場に還元できる、かつ自身の関心があり実行可能なテーマを探求する作業を行っています。研究者としての役割も担えるよう、修士課程でまずは何か一つ研究手法をしっかりと身につけたいと思っています。また修士課程での学びは、自らと向き合い思考を深めていく必要があり苦しさも伴いますが、その過程を経て新たな視点を得ることができるのだと思うと、学びに没頭できる日々はとてもありがたく、充実した日々を過ごすことができています。今後も視野を広く持ち、エビデンスに基づいた高度な看護実践能力を身につけ、キュアとケアの統合を目指す医療へ貢献できるよう意欲的に取り組んでまいります。

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